Gブロック感想です。
G01 黒と白の世界 黒と白の解釈が面白いですね。 カラスは最後助かったんですね! 記憶喪失という代償はあったものの、人間ときに忘れることは大切ですからね(え) 皇子はカラスを嫌い切れなかったのかな。毒を飲んだとき、そのまま放置しておけば王を殺した犯人は自殺でおしまいだったのに、そうしなかったところに情を感じます。 カラスと皇子の今後の人生は、より良い豊かなものになっていくんじゃないかなと思います。 G02 モノクローム・ガーデン これが噂の「ジー」か!(笑) 色を取り戻す方法が素敵です。花が周囲の色(というか黒?)を吸って成長することで、周囲の色がよみがえっていくんですね。つまり黒って二酸化炭素みたいなものなのか(違) ジーもカイルもモノクロの世界にあっては特別な存在だったかもしれませんが、これからは肩の力を抜いて普通に暮らせるのでしょうね。 最後の段落で思ったのですが、「黒い花」自体もそういう色の花として子孫を残しているんですかね。ジーやカイルが生きているうちに、どれだけの色が取り戻せたのか気になりますね~。 G03 feel×color×disteny これはww叫ばざるを得ないwww うんめーーーーい!!!! お互いが出会うために授かった能力だなんて! でも、海はともかく茜にとってはその能力がコミュニケーションのひとつの手段だったわけですから、これからの人生は苦労しそうです。でも他人の地雷なんて分からないのが当たり前、その当たり前に茜が慣れるまで、海君にはしっかり支えてもらいたいですね。 てか完全に見えなくなる前に私の赤い糸を見て!と叫びたいww G04 色づく君の居場所 自作です。 予想より「ネトゲ分からない」という方が多かったので反省。 G05 君に捧ぐ青き花 作品のテーマカラーである「青」が美しくも切ないです。 ローランド、それは完全なる死亡フラグ……!!(死んでしまったのはセシリアでしたが) 生きている間に青い花はもらえなかったけど、セシリアは死後に幸せになれるんじゃないでしょうか。死んだあともずっと待ち続けて、ようやく受け取れた花束がありますもん。 ローランドが故郷に帰ろうと思い立つまでも気になりますねー、これ。酒に溺れた自堕落な生活からどうやって抜け出したのでしょうか。 G06 奏でる音色 うはー、甘い。ラスト一文が!その一文にすべてが集約されてるといっても過言ではないくらいときめいた!! ミアが声を失ったエピソードは悲しいですが、作中でも触れられている通り得たものもたくさんあります。過去を振り返って「どうして?」と問いかけるのも悪いわけじゃないですが、こうやって前向きになれたミアは強いですね。 そして、リアムにはいつ気持ちを伝えるのかしらー(*'ω'*)! G07 HINAKO これは完全なるバッドエンドフラグ……!! 見た目をいくら取り繕ったところで、雛子と日向子は別人なのだろうとは思うけど、雛子が成に惹かれているような描写があったので、よくある前世的な縁はあるのでしょう。 (成さんは霊能者なのか……。どうやって見つけたの?) でも成の心が日向子に向かっている限り、雛子がクリーム色の暖かい心を持つことはなさそうです。きちんと「雛子」に向き合ってあげれば、雛子も「明るく、暖かな心で成を照らしてくれる」んじゃないかな。 いや、でもここまで来るとたとえ成が改心(?)しても手遅れな感じが……。 G09 君ありて幸福 「注文する」という言葉でどんな世界観の話なのかと思いましたが、画家の娘さんでしたか。 色の説明って難しいですね。別のモノを指して「あんな色」って言うことすげー多いですもん私……。 アンナのたとえ方が素晴らしいですね。青は幸福、緑は生命力。そしてそれを受けて描かれたアルノーの絵がまた素敵です。 アンナが求めてた単純な色はなかったけれど、多様な表現・意味が込められた『色』。『色』を表現する言葉が『喜び』というのもすごいなぁと思いました。 G10 闇夜に輝く七色の光 自分ってなんの役に立つんだろう、っていう疑問は誰しもが一度は抱くものですよねー。 就職が決まらず~というくだりがありましたが、あれってマジで精神的に追い詰められるんですよね。社会は自分を必要としてないのねそうなのねって。 結花子さんが主人公に電話してくるシーンが印象的でした。どちらかといえば主人公が支えられている側で、若干結花子さんの方が保護者というか、そういう立場にあった前半ですが、主人公が結花子さんにとって頼りになる必要な存在なんだなって思いました。 しかし、弟のキャラがいいなw G11 the day before you came あぁ、これも分かるなー。毎日同じことの繰り返しだと、そういう暮らしの中にある「幸福」みたいなものが見えなくなっちゃうんですよね。 料理の対価分の願いをかなえてやると迫る魔人に対するマノアの答えがかっこいいです。自分が作ったもので誰かが笑顔になって喜んでくれたら、本当に嬉しいですよね。 そしてそのマノアの願いどおり、魔人が料理美味しかったと店を出て行く姿にツンデレ(!)の気配を感じ取りキュンキュン。 G12 星降る夜と僕ら リオルって見た瞬間にポケモンが浮かんだのは我ながらどうかと思った。 ってそんな私の脳内などどうでもよく、本編はなんというロマンス!!駆け落ち!でも恋してるというより、互いの境遇に理解を示してくれる良き隣人という風に見えました。これからどんどん真に恋愛に発展していくのか、親友の道に進むのか……!Σ(ノ∀`*) 前途洋洋とはいかないと思いますが、それでも二人で楽しく日々を過ごしていくんだろうって思います。
by ixchel
| 2011-10-29 09:23
| 覆面5
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